1年次に続き、水彩画の制作に重点を置いた描画中心の授業となります。高校に進学してから描く「油彩」の前段階の位置づけである水彩画から、構図、空間の捉え方、質感や量感の表現を学びます。観察力を深め、確かな描写力を身につけることを目指します。鉛筆デッサンでは「測り棒」を使い、計測しながら形を捉えていく方法や「遠近法」を学び、理論的な表現方法を習得します。より深い表現から、創造の喜びや厳しさを実感します。
「デザインって何だろう?」をキーワードに、さまざまな作品を作ることを経験し、身の周りのデザインに対する興味を深めます。身近にある素材を使いながら「ものをよく観る」・「触れてみる」・「イメージする」ことを学びます。また、完成した作品の鑑賞を通じて、自ら考え、人に伝える力を身につけることを目指します。